ファーウェイ・ジャパン講演 #3『写真の拡張と摩擦』

ファーウェイ・ジャパン社内のCG研究者やプロダクトデザイナーの方々に向けた講演です。谷口暁彦さんとの合同回で、後半のIn-game Photographyとマシニマの話につなげる前座を務めました。

言語:日本語(中国語・英語の同時通訳付き)

写真の技術は、結果がすぐに見えて、後から見た目を調整し直せる方向へと発展してきました。RAW現像、ライトフィールドカメラ、360度カメラ、NeRFや3DGSは、露出やピント、構図、視点といったパラメーターの決定を撮影の後へ先送りにしています。しかし写真の歴史のなかには、ラグや不可逆性、破壊編集、ノーファインダーのように、コントロールを手放したり、あえてインタラクションの「摩擦」を制作に取り入れる作家もいます。本講演では、Man Rayのレイヨグラフから、Thomas Ruff、小林健太、苅部太郎まで、写真の撮り方を拡張してきた作家をたどりながら、この逆説について考えます。

Takeaways

  1. Photography has been expanded by taking things away.
  2. Deferring a parameter does not remove the decision.
  3. Friction can be worth designing in.

Keywords, Figures

関連項目