よくなさ

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対義語:よさ

スポーツ選手のミスにブーイングを飛ばすことにものすごく嫌悪感がある
一方でミスはただ純然たるミスとして受け止めて良いとも思っている。

まったく同じ理由で、作品のよくなさを批判することが大嫌い。けど、「よくなさ」それ自体はただの事実として認めたっていい

よくなさを認めることと、そのことをディスる(=disrespect)ことは全く別

よくないと思いながら、制作の労をねぎらうこと、慈しむことは自然に両立する

コッポラの『メガロポリス』がよくないって話を聞いた時に、なんかすごく良いなって思った。

自分はまだ観てないけど。巨匠として十分なフィルモグラフィーを残して、ある意味そのまま「勝ち逃げ」することだってできたのに、ブドウ畑を売り払ってまで作った大作が「よくなかった」って、なんだかすごく愛おしいなと思った

宮崎駿のパノラマボックスにも同じ感情を感じた。

「足が速い」と「つくる作品がいい」はかなり近い

技術的・教育的なノウハウはそれぞれの領域で確かにあるし、ある程度までは伸ばすことはできても、突き抜けられるかどうかは結局のところ運であり、身体や脳の衰えとともにどうしようもないところだから


才能は三角波