十代の頃、モーショングラフィックスで初めて自覚的に好きだと感じた映像が
STARDUSTのによるWindown XPのCMだったと思う。
当然LOGANの iPod + iTunesのCMも好きだったけれど、一方でonesizeのただ単にデジデジしていない
独特なグリッチやアナログエフェクトの使い方も凄く研究していた。
1stAveMachineは特に好きなスタジオで、所属するクリエイティブディレクターのAaron Duffy感のあるトンチの効いた広告映像や、
表題のキモ植物みたいな、意図の全く読めない謎CGも両方好みだったっけか。

GUMNK を始めとした FUI や、ロボやメカニック、国内のFlash系モーショングラフィックスあまり自分のバックグラウンドに無かった。
だから「CG齧ってる男の子なら当然そういうフェチはあるよね?」という業界の空気に、ときどき疎外感を覚える。

最近作ったモーションは、珍しくそういう種類のストレスもなく、この数年の興味や空気感の好みがカッチリ噛み合った感覚があって楽しかった。