橋本 Hashimoto   Baku

橋本 Hashimoto   Baku

メタ/ベタ/ムキ/キレ (Scratchpad)

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メタの対義語として「ベタ」?

LISPでLISP作るのが難しく思えるのは、同じ具象構文の言語でメタとベタを扱うせいで頭が混乱するのが大きいのではなかろうか。
LISPで小さいCぽい手続き言語作るとかの方がわかりやすいんでは(パーザーはまあ生成系にやらせるとして)。

  • 参謀でありたさ
    • 人は気を抜くとついメタなこと言っちゃう存在。メタなこと言えるの頭がいいと思われがちだが、実際は易きに流れてるだけ

    • 「泣いた」は反駁不可能
    • お気持ち
  • 「メタ」を徹底すると、そこに「ムキ」が現れる
  • ムキ、そして「キレ」
    • ―朝ドラの曲はしっとりした大らかな曲調や切ないメロディを持つバラードが多いように思います。一方で飛び抜けて明るい曲もありますが、この曲はそのどちらでもない。どういう温度感がドラマにしっくりくる感触があったんでしょうか。

米津
:“キレ”が必要だと思ったんです。キレというのは、「ブチキレる」とか「怒る」という意味の“キレ”で。この曲を作るにあたって、キレることが必要な気がしたんですよ。

  • ―というと?

米津
:この『虎に翼』はフェミニズム的なトーンが全体にある物語で、女性がどういう風に社会と関わってきたかという視点は避けて通れない。だから、まずどういう風に自分がここに関わるべきなのかというのをものすごく考えたんです。(…)この物語の女性たちからは一歩離れたところで、俯瞰の視点で普遍的な曲を作ってほしい、そのためには米津玄師がいいのではないかという話になったらしくて。「なるほど」と思ったんですけど、でも実際に自分がこの物語に曲を当てはめるためにはどうしたらいいかを考えていくと、およそ客観的に曲を作るのが不可能だと思ったんですよね。客観的にやるとどういう形になるかと考えると「がんばる君へエールを」みたいな話になると思う。「あなたはがんばってる、あなたは素晴らしい、私は応援してるよ」という言い方にならざるを得ない感じがした。これはすごく無責任じゃないかなって思って。(…)あくまで“わたくしごと”として、主観的に曲を作らざるを得ないと思ったんですよね。違う属性のものと自分を同一視するのも、それはそれで暴力的だとは思うんですけど、でもどちらかを選べと言われたら俺は主観的なほうを選ぶしかない(…)