『世界制作の方法』 (Scratchpad)
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- 「多元性」の解釈にあたって
- 大昔にsanokazuya0306さんから教わった
われわれは唯一の現実世界に代わりうる多数の可能世界についてではなく、多数の現実世界について語っているのである
あらゆる正しい世界を歓迎する態度からは、何一つ新しい世界はつくられない
ただ単なる「マルチヴァース」ではない。かといって、一つの客観的な事実としての「現実世界(the world)」の存在を仮定しても居ない。世界は世界それ自体から成るのではなく、世界を記述する方法から成る。記述する方法それ自体が世界。
- https://1000ya.isis.ne.jp/1793.html
多くの近代哲学は世界を「所与された必然」だと捉えようとした。とくにヘーゲルは「所与の体系」にこだわった。しかし、そうではなかったのである。もっと偶発的であり、偶有的だった。世界はもっとコンティンジェントに制作されていて、その重要な骨格さえヴァージョンの組み合わせから構成されるものだったのだ。
ネオ・サイバネティクスとも通ずる。