本読みっぽく見せかける (Scratchpad)
This page is a personal scratchpad.
baku89.iconはそこまで本読みじゃない
本読みには当然見抜かれるような気もするけど、自分の周りの本読みの本との接し方を真似しがち
自分と興味が6割くらい被る方には「博覧強記」感を感じ取られることがあるが、それは気が緩んで固有名詞やジャーゴンを躊躇なく入れ込む話し方をするからで、自分の知識の歯抜け感はちゃーんと伝わる人には伝わってる 優しいから生暖かく看過してくれるけど
- 生易しく看過してくれなかったのが石川将也さん
- 奥付を見る
- 装丁家、編集者から話をふくらませる
- 第何刷か、あるいはエディションNo.を見て、なにか分かった風のことを言う
- とっつきづらい原典の日本語訳の場合は、訳者のあとがき解説から先に読む
- 新書のレーベルを気にする
- → ほどよい検索性
- 本をラフに扱う
- ポケットに入れる
- ドッグイヤーをする、爪で下線をつける
- これは本当に自分がズボラなだけ
- 本好きの中でも、本を情報を得るための手段としてとらえるか、モノとしての本を大事にしたいかの違いがある気がする
- ただし、どちらのタイプにも本読みは居ると思ってる
- ただこれは実用面でも良いと思っている。本を読みながら常にペンや付箋を握っているとは限らないわけだから、さっとドッグイヤーするのが一番てっとり早い
- で、家とかに帰ったタイミングで、ドッグイヤーしたページを見返しながら、自分はどの部分が引っかかっていたんだっけって思い出しながら線を引く。あるいはCosenseにまとめたりする
- 行単位で貼れる細い付箋を使う方も多いけど、ドッグイヤーのそのハイライトしたい場所の曖昧さがいい。忘れないうちに下線を引くためにもう一度読み返す動機づけになる
- これは本当に自分がズボラなだけ
- 家に遊びにいくと蔵書をツマミにしながら雑談をするというノリが一定数存在する
- カフェでお茶するくらいなら家のがいい、位に思っている
- e.g., 福田ぺろさん、石川将也さん
- 石川さんはとにかく自分の蔵書や試作が大好きなんだなって(嫌味なく)思う
- 年齢差があるとヘンに接し方を気にして聞き役に回る方もいるけど、その若人への忖度はわりとバレている
- むしろ対等に自分が語りたいことを語り散らしてくれる、かつそれが人生訓とか説教じゃなくて、現在進行系で自分が気になっていること、考えを深めたいことを投げてくれる彼のような年長者にはAge-Gap Friendshipを感じる
- そのbaku89.iconからの敬い感のなさがだいぶ本人をムッとさせているような気もするが
- 読んだ冊数を気にしない、公言しない
- 通読だけが本の読み方じゃない 論文のサーベイのように、浅く広く読む方法もある 読了か否かは二値じゃなくファジーなもの
- 引用するつもりで読む
- 読書体験がより主体的なものになる
- 背伸びをして原典にあたらずに一般書を読む
- 100分de名著はいい by 宮本拓馬
- ブルドゥーはこれで
- 100分de名著はいい by 宮本拓馬
- 「積読論」をそこまでガチガチに深めない
紙の本を買うようになったのは、Kindleよりもナビゲーション性が良いから
- ペラペラ凄い勢いでめくれる
- ドッグイヤーしたところまでの開く速度がダンチ
- 固定レイアウトなので、文章がページ内の位置がともにエピソード記憶に残る
- 紙や背表紙の手触りもメタデータとして残る
けど、一番は村田純一さんのような版元の人と交流するようになったからかな
AmazonからKindleで御社の「コンテンツ」を電子書籍化しません? って営業がくるんだって
けど僕らはべつに「コンテンツ」を作ってるわけじゃない 文章も大事なんだが、固定の組版と装丁で、一辺が綴じられた、紙の塊を作ってるんじゃって聞いてハッとした
Kindleっていつまで読めるの?
人に貸せない、リビングの本棚においておけない