ベタに感動したもの (Scratchpad)
This page is a personal scratchpad.
- 壮大なフリ
実は『君の名は。』がとても好き
- パートナーに「見て感想を教えて欲しい」って言われて映画館に行った後に、めっちゃ感動したって伝えようとしたっけ、あの映画ちょっと苦手って言われて以来、感想として引っ込めていた 女子高生の身体(唾、胸)をフェティシャイズするところは相変わらずキモいと思うしノイズであることには変わりない
- See also: プリティーンの女性表象
地元の図書館で仄暗い地誌を調べるとき、あるいは博物館やネイチャーセンターにある迫り上がる模型で、その場所の地質時代の出来事を知るときの畏れに近い感情が描かれているからだと思う
セカイ系のセンス・オブ・ワンダーって、ぼくにとってはもっと、一人の人間の想いと、そんなのには釣り合わないくらい、巨大で無機質な天文・地質的スケールのものが併置されるときの無力感だと思っている(だけど、その一人の想いが結果的にセカイ全体を書き換えるわけだけど)
北出栞さんとそのへんの話をもっと掘り下げたいんだけど、エヴァのような(生体)ロボットとか、宗教的モチーフ、あるいは人間の宇宙進出とか、そういう表象とセカイ系って、baku89.iconの中では食い合わせが悪い。すごく人間中心的な感じがする。
『ほしのこえ』におけるロボットアニメ / スペース・オペラ的描写はまったく刺さらないんだけど、「光速度の限界」という物理法則が物語に立ち込める寂寞感のエッセンスになっているのは好き。それはどれだけ人間がこの先科学技術を発展させていったとしても、超えられないものとして運命づけられているわけで、人間をはるかに超越した存在としてセカイが描かれている。『インターステラー』にも似ている。(とはいえ後者のああいう湿っぽい描写がbaku89.iconにはまだ理解できない。家族愛よりは自由恋愛、血縁より選択縁のほうが尊いと思っているから) - ロシュ限界、シューメーカー・レヴィー彗星みたいな単語が聞こえてくると、宇宙好き少年にはたまらない
田中将賀繋がりでいえば、『あの夏で待ってる』も実はとても好き 恥ずかしいのだけど

- 断じて主人公に自己投影するような人間ではない としながらも、思わずlikeしてしまった
- おねティーは分からなかった

- この絵、知らない
- 長井龍雪作品、岡田麿里脚本は、人生の中で2, 3年だけ刺さって仕方がない時期があるんじゃないかっていう仮説
- 『とらドラ』を高校生の頃に見たときは脱落したのだけど、22歳くらいの頃に見返した時にめちゃくちゃ刺さった
- こうした後期思春期的なセンスは、その渦中に居る時には楽しめないし、そこから時間が経ちすぎても恥ずかしくて直視できない
- その間に、登場人物の必死なありように、懐かしさと切実さの両方を感じられる時期が数年だけ存在する
- 『あの花』はわかんなかった
- けど「エッチ」なのはどこまでいってもノイズ
- フィクションでエッチな気持ちになりたくない
- グロ描写と一緒で、受け手の感情を生理的にコントロールしてこようとする感じがつらい
- あと、男主人公がヒロインを「お前」呼ばわりするところとか、頭ポンポンするところとか
- 今ってどうなんだろう
- 当時からジェンダー意識が高かったとは言わないけれど、多分、深夜アニメの作法に慣れていない一般人として自然に抱く感情だと思う
- オタクっぽいのに、アニメを観ないオタクだった
- 『パンスト』は高3の頃リアルタイムで観ていて、推薦入試のために泊まった立川のビジホで11話を観たのを覚えている
- この声優さんたちのキャリアにおいて、この作品はどういう存在になっていくんだろうってずっと思っていた
- 思わず調べて、小笠原さんの過去のお仕事の中で、NHK高校講座とかに出演されていたのを知って、これが汚れ仕事じゃなければいいなって要らん心配をしていた