Sound! Euphonium (Scratchpad)
This page is a personal scratchpad.
狂おしいほどに猛烈にユーフォのことを考えるサイクルが今年も来た
- 「発作に襲われる」、と書こうとしたが、使うべきではないメタファーなのかも
ユーフォの何が好きか、どの演出が自分の琴線に触れるのか、吐き出しておきたい
2期まで関わられていた藤田春香さんの演出家としての凄さ
- S1E8『おまつりトライアングル』
- 音楽を「通した」成長譚ではなく、音楽そのものへの本質的な興味が描かれている
- 音楽という専門性は人生のマクガフィンではなく、ちゃんと音楽でなくてはいけない
- 運指がちゃんと作画されている
- それそのものの話をする
- 真面目さ
- お姉ちゃんとのやり取りは全部いい
- 感情を爆発させるシーンよりも、寂しさ、ムカつき、そんな自分へのメタ認知や照れみたいなのが拮抗しているシーン
行動や体の反応が先にあって、そこに後から気持ちがついてくるっていうラグの描写 - 黒沢ともよさんの凄さ
- 感情を爆発させるシーンよりも、寂しさ、ムカつき、そんな自分へのメタ認知や照れみたいなのが拮抗しているシーン
- S2, お姉ちゃんが家を出て行った後の電車のシーン
- その後のあすか先輩への絶叫を絶賛する声が大きいけど、ぼくはここが全シーンのなかで一番好き
- CM明け、洗面台で目が腫れてないか確認する場面があるんだけど、泣き腫らしていたところが同級生にバレるのが恥ずかしいという自意識があるのが、我を忘れて思いのたけをブチ撒けるよりも、人間臭くて好き
- S3、みぞれ先輩の定演に行く前、お姉ちゃんに髪をセットしてもらうシーン。とつとつとお姉ちゃんにただ起きたことを語るところ。感情を明示してない
両親、大人が描かれるアニメの良さ
- ⇔ 海外旅行が趣味でほとんど在宅していない親
批判
「響け!ユーフォニアム」に感じる違和感はまさにこれ。
目標の「金」とか「全国大会」とかは、実は音楽の内実とは全く無関係。きれいで整って迫力ある演奏からは、すっぽりと内実が抜け落ちている。そのからっぽの音楽の抜け殻を、青春を賭けて追求して欠片も疑いを持たないということへの恐怖。
https://x.com/ShinyaMatsuura/status/1914137174578250128
