最小限の力の原則grass

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Donald Ervin KnuthのTeX に対して、HTMLは意図的に表現力を抑えている

私がWebのためにHTMLを設計したとき、私は必要最小限の力しかもたない言語を作ることを選択した。この「最小限の力の原則」は、それ以後ずっと私が守ってきたものである。私はドナルド・クヌース(Dobald Kunth)の「TeX」のような言語を使うこともできただろうが、この言語はマークアップ・ランゲージのように見えて、実はプログラミング言語なのである。これを用いれば、非常に凝ったデザインで、あらゆる仕掛けを用いたページを作ることができただろう。しかしその場合、Webページを何か他のものに変換することはほとんど不可能になる。確かにページ上で何でも表現できるようになっていただろうが、Webページはクラッシュしたり、または無限ループに陥ったりする可能性もあっただろう。これがジレンマなのだ。

Weaving the Web p.222