橋本 Hashimoto   Baku

橋本 Hashimoto   Baku

GA自身を自己改変するGAはあるか? (Scratchpad)

This page is a personal scratchpad.
  • この子達は関節構造やクネクネの周期を表現型として持つけど
    • 「体を対称に発生させる」
    • 「そもそもの周期関数」
    • 「関節の種類」(スプリングとか、スライド拘束とか)
  • といった、なんともパラメーターとも言いづらい、この人工生命のもう少し根っこにある仕組みそのものは遺伝的アルゴリズムによる操作の対象じゃない
  • 遺伝子型の内部表現には、L-Systemのようなドメイン固有言語をつかっている
  • 遺伝的アルゴリズムって、GA全体を駆動するアルゴリズムと、個体に表現型として与えられたパラメーターを厳密に区別しますよね
    • 個体は表現型を静的なデータとして持ち、外から与えられたプログラムによって遺伝や生殖、発生が駆動される
  • 実際の遺伝や生命って、個体そのものにアルゴリズムが含まれている。自己解凍型プログラムであり、そこには発生を担うプログラムだけでなく、生殖や遺伝をしていくためのプログラムも含まれてますよね
  • もっと言えば、遺伝を通して個が環境へと適応するように(というと個体淘汰っぽい物言いだが)、 「遺伝のしくみ」というアルゴリズムそのものも、より効率的に適応度を高められるよう、遺伝を通して自己改良されてきたんじゃないか
    • (どういう風に変異を効率的に引き起こすか。致死性の変異を減らしていくか)
    • 水平伝播
    • 交叉
    • 有性生殖
    • 二倍体
      • 片方の遺伝子が致死的または有害であっても、もう片方の遺伝子が正常であれば、その影響が表に出ない(潜性として保持される)。遺伝子プールに多様性を持たせることができる
      • 有性生殖に先立って、オートガミー?が重要だった、つったのは『ダーウィンを数学で証明する』だっけ?
    • ミームという、より適応速度の早い自己複製子を、ジーンを通した自己複製のシステムの内側にネストする
  • そういう遺伝という仕組みのマクロっぽさ、メタプロ臭さのようなものを、GAはちゃんと模してないよね?疑問

なんかそのへんの研究とか作品をもっと深堀りしたい。スベり史も含めて

Diffusion On Syntax Trees For Program Synthesis

MF #6