このページは個人的なメモ書きです。何かあればご連絡ください。
- 「AIを使わないとおいて行かれる」みたいな脅迫文化はすべからくクソったれだと思っている
- それは「AIにおいて行かれる」人々への共感というようよりも、もっと根本的な構造を(発信者ですら半ば無意識的に)隠蔽することになるから
- 既に実際的に何を生み出せるかより、制度や職能を保全する仕組みづくりのほうがはるかに大きなファクター
- ある種の士業やコンサルがそうであるように、人間が「血の通ったインターフェース」や「責任を取る係」として形式的に介在する必要性をマッチポンプ的に生み出す
- (単なるインチキというわけでもなく、実際に必要なときもある。宅建取引士は何なん? って思う時もあるが)
- 結局このゲームは、レントシーキングや、個別具体的なスキルを持つ人々の羊飼い能力に長けた人が得をするわけで、「AIを使わんとウンたら」という言説は、根本的にそうした問題に踏み入ってない
- そこに投じてきた何万時間もの時間がひっくり返されるような根本的なリスキリングを伴わない立場の方に限って、「リスキリング」という言葉を使えること
- 身体にハードワイヤードされた技術ではなく、習慣的にスキル更新が行える程度にソフトウェア的な職能か否か
- プログラマーが新しい言語やライブラリを覚えるのとか
- 経営の手腕に長けた人間が別の業種の外部取締役になる
- 編集者にとっての転職
- その点、「プロデューサー」のような方は、その業界そのコミュニティの社会関係こそが資本なわけで、ホワイトカラーの中でも「リスキリング」が存外難しい
- 絵師は? 鳶職人は? Flash職人は?
- 容易にはアップデートできない身体的な手技を長い時間をかけて身につけることそのものがリスクとなる。そういう人を仕切る人、あるいは企み人に皆が成りたがる