Illusion of movement (メモ)
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http://www.yamamura-animation.jp/animations_cc/talk/i004-animations01.html
で土居さんが仰ってた。
Norman McLaren「何が動くかは重要ではないんだ、どう動くかが大事なんだ」(要出典)
『Illusion of Life』(生命を吹き込む魔法)を受けて…。
ってなってますけど、たぶん、アニメーションの本質ってのは、illusion of lifeではなくて、illusion of movementの方で、illusion of lifeが成立する分野っていうのは、アニメーションのなかの狭い一分野、キャラクター・アニメーションという一分野でしかないと僕は思うんですよね。(…)アニメーションの根源というのを、体現している作品だと思うんですよね。だから、「何が動くか」っていう「何」の部分は重要ではなくて、「どう」動くかっていうものが重要。山村さんが『ウォーキング』について、「人の動きが次第に抽象化されていって動きだけが前面に出てくる」って言っていたのは
(編集部注:対談の後編を参照のこと) 、すごく大事なことで。ノーマン・マクラレンも、「自分の作品では、何が動くかは重要ではないんだ、どう動くかが大事なんだ」って言っていて。その点で、マクラレンとラーキンはきっちりつながるし、二人は、アニメーションの本質ってものをきっちり捉えている作家なのではないかなあと僕は思います。