Extended Cinema (メモ)
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拡張映画
https://bijutsutecho.com/artwiki/5
映画作家は単に身体的なパフォーマンスをフィルムに定着しただけではない。作家みずからが映画を使ったパフォーマンスを行った。そうした試みは「エクスパンデッド・シネマ」(拡張映画)とか「インターメディア」と呼ばれることになる。エクスパンデッド・シネマとは、映画の概念を拡張する試みのことで、複数のスクリーンで上映したり映画とパフォーマンスとを組み合わせたりすることをいう。それは既存の映画形式に対する反抗の表現でもあった。
https://mauml.musabi.ac.jp/img-lib/wp-content/uploads/sites/5/2018/08/news28.pdf
Software Takes Command
In the nineteenth and twentieth centuries the normally rigid industrial media was fluid in two situations. First, when a new media was being first developed: for instance, the invention of photography in the 1820s–1840s. Second, when artists would systematically experiment with and “open up” already industrialized media—such as the experiments with film and video during the 1960s that came to be called “Expanded Cinema.”
p.92
19世紀から20世紀にかけて、通常は硬直していた産業的なメディアが流動的だったのは2つの状況においてでした。一つ目は、新しいメディアが初めて開発されているときです。たとえば、1820年代から1840年代にかけての写真の発明が挙げられます。二つ目は、アーティストが既に産業化されたメディアを体系的に実験し、「解放」したときです。たとえば、1960年代に映画やビデオで行われた実験で、「拡張映画(Expanded Cinema)」と呼ばれるようになったものがこれに該当します。
- 物理的な意味における「拡張」と、サイケデリック革命と連動した、意識における「拡張」と両義的
- ある時期のインタラクティブMVと、拡張映画の歴史は重なり合うような気がする
- フレームそのものを飛び出そうという感じ
- YouTubeの動画枠の外側に鎮座し、映像を観る瞬間あh透明化していたようないいねボタンやタイムライン、タイトルバーを演出に取り込んだ
- 寺山修司の『ローラ』とかも、拡張映画?
関連人物
- 松本 俊夫
- 具体的にどれ?