橋本 Hashimoto   Baku

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@tsuchir_ (メモ)

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土屋 綾子さんとのスレッド

  • 能率がIllustrator(InDesign)基準になっているグラフィックデザイン業界、実はとても牧歌的な気がしてきた VFX、アニメ、オンスクリーンほどかっちりとしたパイプラインの元、プロシージャルにコトを済ませる圧が無いうえに、対外的には(DTPの導入によって)とうの間にDXが済んでいる認識っていう
  • 実際どうなのかお訊きしたい 38Pの冊子入稿に1時間かけてる
  • イラレ関係なく、プロシージャル脳として「効率を求めすぎるなかれ、人の手でじっくりやるからこその温もりが-」的な言説に懐疑的だった だけど、それが本当かはさておき、より効率的で合理的な手法に移行させられることに萎える心がある限り、それは少なからず質に現れるという点で真実な気がする
  • 仮に、何かを観たり聞いたり話したりしながら、のんびりと肘から先で手を動かせる程度の認知負荷で制作をすることが許されるのだとしたら、生産性向上という名の軍拡競争をそこに持ち込むことは本当に皆んなのQoLに寄与するのだろうか、とツールを作ってながら考えてしまう
  • ソフトウェアエンジニア向けのツールって、そうした道具としての手触りのよさ・楽しさに振っているものが少なくない印象がある それも、生産性が上がるからというより、よりプログラミング体験が愉快なものになるから良い、みたいな価値観が通底しているというか
  • @tsuchir_ 関係ないかもですが、数年前とある出版社の方が印刷とウェブを比較して「紙は印刷所に入稿しても粘れるけどウェブは意外と公開ギリギリまで粘ることはできないんですね」と言っていた衝撃を思い出しました。
  • @_baku89 え、そうなんですか! デプロイや動作検証の時間を考えると、巻きで完成していないといけないのでしょうか…(Web、本当にカッチリしたお仕事をしたことが無いもので…)
  • @tsuchir_ 私がウェブに関してまっとうなレクチャーをしすぎた可能性はありますが、印刷物で行う印刷入稿後の変更って、ところにはよりますが本当に牧歌的なところは……なので。あと印刷物は多少の仕組み的なこともレイアウトの中の話であり、ウェブはそうじゃないってとこは正確に捉えてもらいにくいです。
  • @tsuchir_ ちなみに私は印刷と比較して粘れないとはまったく思ってないです。そこではなく入稿後も粘ること前提で工程を考えていることにカルチャーショックを受けました。その方は全盛期の雑誌編集経験者だったからそう思い至ったのだろうと思いますね。
  • @_baku89 DTPオペレーター (死語?) の立場だけでいうと、他業種に比べて自動化圧が弱そうで、それはそれで健康的に思えたのですが、そのわちゃわちゃデスマ感を考えると一概に「牧歌的」とは言えないですね。学生ぶりに冊子デザインをしてふとそう思いはしたのですが…
  • @tsuchir_ 自動化圧、インフラとしてのアプリが大きく変わらないとそうですよね。両方で編集をしていた側からすると気になることは多いのですが……。そういう疑問が生まれたから他方でVivliostyleのようなものが発想されたのだろうな〜と想像してます。
  • @_baku89 わー、これ知りませんでした…。Webってエディトリアル的な組版の豊かさに追いつけ追い越せな印象があったのですが、LaTeX以上インデザ/イラレ未満な領域では逆転しつつあるんですね
  • @tsuchir_ 私が一番モヤってるのは、イラレやインデザインのデータが、レイアウト的には当然として図版やテキストなどの要素的にも最終版になることなのでこういうのがグッときます。そしてこの発想をインデザインやイラレの側から落とし込む方法もあるだろう?と(もうやってたら申し訳ない……)