ブルシット・ジョブ (メモ)

David Rolfe Graeber『ブルシット・ジョブ——クソどうでもいい仕事の理論』(2018年)
ブルシット・ジョブの主要5類型
取り巻き (flankies)
とは、だれかを偉そうにみせたり、だれかに偉そうな気分を味わわせるという、ただそれだけのために(あるいはそれを主な理由として)存在している仕事のことである。
デヴィッド グレーバー. ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論 (Japanese Edition) (p. 71). (Function). Kindle Edition.
ずっと好きだったアーティストに依頼メールを書いたとき、惰性でマネージメントチームをCCに入れていたのを全部外されて本人から即レスが返ってきた時は痺れた 樹木希林じゃないけど、取り巻きなんか良いからサシでやりとりしようぜって言われてるみたいで
脅し屋(goons)
この用語が指しているのは、その仕事が脅迫的な要素をもっている人間たち、だが決定的であるのは、その存在を他者の雇用に全面的に依存している人間たちである。
デヴィッド グレーバー. ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論 (Japanese Edition) (p. 83). (Function). Kindle Edition.
- 軍隊
- 「自国が軍隊が必要なのは、他国が軍隊を擁しているから」
- ロビイスト
- 広報専門家
- テレマーケター
- 企業の顧問弁護士
- 広告におけるビューティー処理
- 「現実に存在しない美しさ」でもって消費者を脅迫しているから
尻拭い(duct tapers)
尻ぬぐいとは、組織に欠陥が存在しているためにその仕事が存在しているにすぎない雇われ人である。存在してはならない問題を解決するために置かれているのが、かれらなのである。
デヴィッド グレーバー. ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論 (Japanese Edition) (p. 90). (Function). Kindle Edition.
書類穴埋め人(box tickers)
ある組織が実際にはやっていないことをやっていると主張できるようにすることが主要ないし唯一の存在理由であるような被雇用者
デヴィッド グレーバー. ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論 (Japanese Edition) (p. 98). (Function). Kindle Edition.
タスクマスター(taskmasters)
タスクマスターは二つの下位区分に分類される。第一類型は、もっぱら他人への仕事の割り当てだけからなる仕事である。(…)第一類型のタスクマスターは役に立たないだけであるが、第二類型のそれは実害をもたらすものである。このタスクマスターの主要な役割とは、他者のなすべきブルシットな業務をつくりだすことであり、ブルシットを監督することであり、まったくあたらしいブルシット・ジョブをいちからつくりだすことですらある。
デヴィッド グレーバー. ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論 (Japanese Edition) (p. 108). (Function). Kindle Edition.