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title: デザインの3つの機能
description: " 機能を果たすこと 印象を与えること 「それっぽさ」の再演 差異化 ほとんどのUX語りは、「機能」と「ぽさ」の話をしている。「ぽさ」はユーザーの過去の体験からインターフェースの挙動を類推しやすくするって意味で、「機能」とも密接に結びついている。UI/UX系の Invisible computing "
date: 2026-07-27T01:59:07.278Z
updated: 2026-07-27T01:59:07.278Z
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# デザインの3つの機能

- 機能を果たすこと

- 印象を与えること

  - 「それっぽさ」の再演
  - 差異化

ほとんどのUX語りは、「機能」と「ぽさ」の話をしている。「ぽさ」はユーザーの過去の体験からインターフェースの挙動を類推しやすくするって意味で、「機能」とも密接に結びついている。UI/UX系の[Invisible computing](/Invisible_computing)観とも親和性が高いし。

一方で、「ぽさ」と差異は、互いに矛盾するものでもあって、緊張関係を保っている。「ぽさ」は一定の信頼感を与えてくれる一方で、「ぽさ」一辺倒だと、陳腐で退屈なものになる。だからといって全てを差異のみで構成すると、あまりにアバンギャルド過ぎて受け入れてもらえないものになる。

[JAGDAデザイン会議2026](/JAGDA%E3%83%87%E3%82%B6%E3%82%A4%E3%83%B3%E4%BC%9A%E8%AD%B02026)で[岡本健](/%E5%B2%A1%E6%9C%AC%E5%81%A5)さんが[木村浩康](/%E6%9C%A8%E6%9D%91%E6%B5%A9%E5%BA%B7)さんと[小玉千陽](/%E5%B0%8F%E7%8E%89%E5%8D%83%E9%99%BD)さんに語られていたことって、「差異のためのUX」なんじゃないかな。「機能」と「ぽさ」は、それはインターフェースが透明であるためには重要なことには変わりないんだけど、デザインってそれだけじゃないよねって。

「ユーザー体験」は、「ユーザーがサービスに何を望んでいるか」よりも「サービス提供者がどうユーザーの欲望を規範化したいか」が語られることが多い。そこには「ユーザーにはそのWebサイトやソフトウェアを用いる確固とした目的があって、それこそがツールの本懐である」という無意識の仮定がある。そのほうが、ユーザー像やデザイン思想を定式化しやすいから。けど、「ユーザーは天邪鬼で飽き性で、表現の中にある陳腐さを目ざとく嗅ぎ取ってしまう」っていうはた面倒くささってのも一方である。勿論どの分野に奉仕するデザインなのかにも依るけど。

情報伝達だけでいえば、グラフィックデザインは別にグリッド・システムで完成してもよかったはずなんだ。にも関わらず、それ以後も色んな実験的な組版手法とかが登場し続けるのは、結局人は「差異」を求めるからに他ならない。差異が求められる限り、消費は飽和しないし、表現の源泉は尽きることはない。（→ [意味論的なカテゴリーは生産的な集合](/%E6%84%8F%E5%91%B3%E8%AB%96%E7%9A%84%E3%81%AA%E3%82%AB%E3%83%86%E3%82%B4%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%81%AF%E7%94%9F%E7%94%A3%E7%9A%84%E3%81%AA%E9%9B%86%E5%90%88)）
