Baku Hashimoto

橋本 麦

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Nov 21, 2017

プログラマにとっての Lisp、音楽家にとっての Max/MSP と同じように、映像作家が Houdini を学ぶことは一種の異化作用をもたらすように思えてきている。

クリエイター系のイベント

クリエイター的な方々のインタビューとかトークイベント、友達同士で感想話してて感じることだけども…。ワーキング・スタイルとかそういった類の話は少し外側の人間しか興味は無くて、結局その人が手を動かす時に考えていた、細かすぎて伝わらないくらいの話を実のところ作り手は聞きたいんだと思う。

イベントとしては門戸を広く設定しておきたいのも分かる。話す側も技術屋じみたことに触れるよりも、思想的な話をした方が気持ちいいんだとも思う。だけども、頭から終わりまでそういうフワっとした概念を話すよりも、細かい具体例を積み重ねて伝えたい抽象論を帰納的に理解させる話し方のほうが、個人的にその人の色々なものが伝わるのではないかなと思わなくもない。

それが仮に独特な感性をお持ちになられすぎたり、専門的すぎて理解できなかったとしても、その、なにやら自分にはよくわからない解像感でこの人は制作を捉えているんだな、ということに圧倒される。中学高校の頃はそういうインタビューに感化されて来たような気がした。