Baku Hashimoto

橋本 麦

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Diary

August 25, 2016

具体性に欠けた形をした食べものはかわいい。「料理」というよりは「材質」みたいな、なんかそういうボワッとしたもの。

ジェネレーティブになにかする時, なんとなく意識すること

After Effectsに求めること (妄想)

新しいコンポジションの種類

子コンポジション

普通のコンポジションから, 再利用性を一切抜いたもの. 特定のコンポの中に, 一度のみ使われる.
TCも親コンポに同期していて, プロジェクトパネル上でも親コンポの子要素として表示される. フォルダ機能にも近く, 親コンポのレイヤーパネルの中で, Finderのツリー表示よろしく展開することもできる.

クラスコンポジション

普通のコンポジションは再利用性がある一方, 再利用先のコンポ内でそれぞれに別の見え方になるような設定を個別にできなかった. クラスコンポジションは, よりコンポジションを抽象化することで, そういった問題を解決する. コンポジション自体に, カスタムプロパティを設定できる. 「コントロールエフェクト」をコンポジションに追加できるイメージ. そのプロパティはエクスプレッションを用いてコンポ内のレイヤーのプロパティとひも付けることができる. 再利用先の親コンポから, クラスコンポジションのカスタムプロパティを設定することで, クラスプロパティ内のレイヤーを再利用先から間接的に制御できるようになり, ある種のカプセル化が可能になる.

June 18, 2016

メディアアートやcreative codingは, ワークフローや技術へのニッチな興味・研究をファッションライクに表現する捌け口になっている側面もある気がするので, コードをコードとして, 論文を論文として発表出来る人は個人的に煩悩を断ち切っていてかっこいい気がする.

April 10, 2016

世の中の結構な割合のマナーが, 「別に知らなければ守られなかろうが何とも思わなかったけど, そういうものだと教えられて表面的に従っているうちに, 感情としてマナー違反を見るとムカつくようになってしまった人達」をムカつかせないために維持されているし, それがマナーを守る根拠たりえるのがこわい.

結構な割合の性的魅力も, それ自体が直接もたたらす「 天敵にくわれない程度に足が速い」みたいな実利的効用以上に, 「その形質がその社会において性的魅力としてみなされている」ということ自体が性的魅力を性的魅力たらしめている, ってのも似てる気がする.

こういうのをうまく抽象化して説明できる知識がないから辛いのだけど, なんてか, 最初は何か直接意味のある所から始まった概念が, フィードバック性を持ってその概念を補強し続けるうちに形だけが残って一人歩きしていくような現象が全体的にこわい.
非常識な行為を, 「非常識である」ということを根拠に批判するのとか, よくよく考えたらすごく奇妙なことで.

とはいっても, クチャラーへの嫌悪感が, たまたまそういう文化に生まれたから後天的に形成されたものに過ぎないんよって説明されたとしても, クチャラーが嫌なんは変わらないけど.

ビジュアルプログラミング

デザイナーも映像作家もなにかかしらの形でプログラムにお世話になってて, FCPもAdobe CCもC4Dも, すっごい拡大解釈すると全部ある種のビジュアルプログラミングだと思うので, あとはどこまで低レベルまで自分でコントロールしたいと思うか, の違いでしかない気がする.

映像生成するのにアセンブラから書くのは流石にしんどいので, 誰かが作ったプログラムの限定的なパラメーターをイジる事でグラフィックを作ってるんだと思うけど, 結局どの部分をカプセル化して, どの部分をデザイナーがコントロール出来るようにUIに落とすかは, 結局プログラムの設計思想に依る所でしかなくて.

一番怖いのは, そうとも知らずに, そうして外部化されたパラメータだけがコントロールできる全てだと勘違いしてしまうことで, 開発者都合で設定されている制約を制約として意識すらしないことだと思う.

例えば映像ソフトの殆どは, 並列処理がし易いように, 前後のフレームの状態に対して差分を加えるような処理を許さないから, クレイアニメのような作り方をデジタルじゃできなかったり, UVリマップやディスプレイスメントも, 大概ピクセルのオフセットの方向がX, Y軸に限定されていて, 例えば2つのチャンネルを極座標方向の変形として処理するだけで凄い面白いグラフィックが出来るのに, その可能性にすら気付けなかったり.

そういうんが, なんでこれが出来ないの!?っていちいちストレスに感じるから, AEとかCinema4Dをそのまま使うよか, ちょっとだけ低レベルから弄ってるだけの話だし, それすらもopenFrameworksだったりWebGLだったり, 誰かが作ったシステムのごくごく高級な部分をちょちょちょって触ってるだけだったりする訳で.

「プログラムで映像作るニュージェネ」みたいな印象自体は別に否定するつもりは無いし, マジで仕事出来ないのに認識してもらえるだけで有り難いのだけど, 自分の中では別にプログラミングと映像の融合とか意識してるつもりも無いし(とか言っちゃうのは少し確信的でヤラシイけど), そもそも理系と文系, デザイン思考とエンジニア思考を対立的に捉えちゃう時点で, すっごい可能性を狭めているなーって, ふんわり感じてるって話でした.

February 21, 2016

形骸化した作法を「そういうものだから」と疑うことなく受け入れること以上に、「理屈の上では無意味かもしれないけれど、『そういうものだから』と考える人もいるから一応はそうすべきだ」っていう考え方こそがそのクソ作法を生かし続けるのにずっと大きく加担してるんだと思う

性的対応表

何かかしらの拍子に偶然トレンド入りした「性的対応表」という謎のことばを見た人が, 「『性的対応表』がトレンド入りしてるんだけどどういう意味なんだろう」と反応することが「性的対応表」のトレンド入りを持続させる, っていう現象, 面白い. なんとなく鮫島事件を思い出すけど.


検索のサジェスチョン機能でもこれに似た構図の現象がある. 例えば「イソタ―ステラ― つまらない」が一度サジェスチョン候補に入ってしまうと,

って反応をする人がいて, そのことが却って「イソタ―ステラ―」と「つまらない」の関連度を強固にしてしまう.

と俯瞰的に語るツイートすらも関連度に貢献している.

という僕のこの記事も, クローラに拾われて, Google検索の「イソタ―ステラ― つまらない」の関連度をほんの少し強めてしまうことに貢献してしまうとファンとして悲しいので, 「イソタ―ステラ―」って敢えて書いたんだけど, 多分表記ぶれ補正されてしまうので意味がない.

December 17, 2015

異業種コラボレーション とか銘打ったとて, 表面上のスキルやトーンは違ってても, 結局意識の高さレベルとか, そのシーンにおけるスタンスや切り口はトポロジー的に同じ(適当な意味で使ってる)なことが多い気がする, 全く悪気なく, 僕の高校時代レベルのリテラシーで比較すると武田双雲とチームラボはトポロジー的に同じ.

一方のシーンからするともう片方のシーンはすげぇ内輪臭くてゴミみたいなクオリティに映って, もう片方からするとツルッツルに均質化された酷くコマーシャルでつまらない世界に映って, しようと思えばお互いのシーンを別に無視できる位, 要するに「ノリ」の違うシーンの人と作って初めて見えてくるものがあるし, 自分のシーンにおける粋と野暮, ナウさとダサさをより俯瞰視点で相対化できる気がする.

それが小劇場とテニミュなのか, EDMと奥華子なのか, バーグハンバーグバーグとユーフラテスなのか分からないし, 双方のシーンにとって意味のわからないものになる可能性もあるけど, 結果は置いといて, やってる当本人にとってはすごく実りのある体験にはなるんじゃないかなぁ.

ノガミカツキと映像作ってる時に思った. コラボレーションからのイノヴェーションだか何だか的な意識高いアレでも, 全然違うタイプだけど認めてるぜ的なマブダチ感を醸したい訳でもなしに, それは, わりかし率直に思う.

映像作ってる人の中でも, なんとなくアート・アニメーション界隈とかエナジードリンクにやたら詳しい界隈, クリエイティブ・コーディングみのある界隈とか, オモシロい其れ即ちクリエイティブな界隈, インターネット・ミーム大好き界隈, 政治的関心度高い界隈とかやたら細かく分断されてる感覚はあって(半径50mの話), 映像クリエイター飲みつってもそのクラスタを超えて集まることはあまり無かったりするのだけど, 多分そういうノリの違いこそ越えていくべきで, 「よさ」が単一のクラスタに閉じたサムいものにならない為には, そういう人と一緒に作っていくべきなんだと思う.

いちいち細かいインターネット感の違いを遠目にあざといなぁー思ったり, 無関心を装ったシニカルな目を向けていたりするのはただただ機会損失(この言葉選びにシニカルになるクラスタもある)でしかなくて, 個人的にすごく寂しいし, なんかもっと(自分含め)みんなナイスになれればいいのになぁって最近感じる.

おまつりトライアングル

性格悪いよね、というのは久美子が人の流れに沿っているようで、実はそうではないということを言いたいんだと思う。優しい顔をして心には毒を持っている。けれども、それは人を中傷するだけの悪口ではなくて、純粋に感じるシニカルな毒なんだ。

例えば大統領になりたいとか、宇宙飛行士になりたいと言う人がいるよね。それに対して「なんで?/どうやってなるつもりなの?/そんな困難なことをどうして夢見るの?」とクエスチョンマークを引っさげて悪意なく問いかける人は滅多にいない。麗奈は久美子の全国~の何気ない一言で、自分の信念を見直して再評価する機会を得たんだと思う。だから、麗奈は久美子の物の見方に興味があるんだ。

フロム・ディスタント:響け!ユーフォニアム 第8話「おまつりトライアングル」:海外の反応